ハートロッカー
「まあ、掘り出し物があって『アウト・ブルース』へ行けば、三春さんと顔をあわせる日があるだろうな」
武瑠は最後の1口になったピザパンを口に入れ、おしぼりで手を拭いた。
俺は窓のそばに歩み寄ると、見下ろした。
軽音楽部の部室から中庭がよく見える。
中庭にいるのは、楽しそうに話をしながら弁当を食べている七緒と針井ちゃんの姿があった。
その光景から目をそらした時、ブレザーのポケットに入っているスマートフォンが震えた。
何だ?
スマートフォンを出して親指で画面をタップすると、メールの着信だった。
九重さんからだった。
あー…これは、三春さんが九重さんに告げ口したんだなー…。
2度と店にくるなって言うメールなんだな、これは。
そう思いながら、俺は九重さんからきたメールをタップした。
武瑠は最後の1口になったピザパンを口に入れ、おしぼりで手を拭いた。
俺は窓のそばに歩み寄ると、見下ろした。
軽音楽部の部室から中庭がよく見える。
中庭にいるのは、楽しそうに話をしながら弁当を食べている七緒と針井ちゃんの姿があった。
その光景から目をそらした時、ブレザーのポケットに入っているスマートフォンが震えた。
何だ?
スマートフォンを出して親指で画面をタップすると、メールの着信だった。
九重さんからだった。
あー…これは、三春さんが九重さんに告げ口したんだなー…。
2度と店にくるなって言うメールなんだな、これは。
そう思いながら、俺は九重さんからきたメールをタップした。