無気力少女






入学式が終わっていまはクラス表の前
私は1ーCみたいだ。クラスに向かう。

歩いていて気づいたことは
どこのクラスも結構静か、緊張してんのかな。
うるさいところが目立つくらいだ。まあこんなもんか。1ーCについた。入るとなんかみんなチラチラ見てくる。うぜぇ。


席は自由みたいだ。窓側の前から三列目そこに決めた。

キーンコーンカーンコーン
聞き慣れた音が響く。


この音でみんな緊張がほぐれたのか喋りだす。当然私に友達はいない。
小学校からフード被っているやつと友達なんかになりたくないだろう。
私もそうなのに。

フードを被っているのはなんとなく。
小さい頃は親が死んでから怖かったからみてぇだが。今はただなんとなく。
でも取れって言われたら取らない
そんな感じだ。

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