それでも君が好き
そう言われた時、自分でも赤くなったのは、分かった。

「へー、図星」

なにか、言い返したいのに、言葉が出ない。

ムカつく顔に一発蹴りを入れたいくらいだ。

「あいざ…「随分、楽しそうだな」

もう一回なにか、言いたいと思い、相沢の名前を呼ぼうとすると、後ろから声が聞こえ二人揃って声のした方を向く。

「「あ、」」

おでこに怒りマークがつくくらい今にも怒ってきそうな先生の姿がありまして。


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