それでも君が好き
「へー、そういうこと」

何がそういうこと?

っていうか、早く断ってよ。

瞬と友達でもないなら、断るはず…と思ってるけど。

「あぁ、いいよ」

いいよ?いいよ…いいよ

いいよ!?

「ほんとっ!?良かったぁ~」

「なんで?」

「断ると思ったもん」

「はははっ、そんなわけないだろ」

なに、このほのぼのした会話は。

こっちは全然ほのぼのでも、周りに小鳥が鳴いててもないのに!!

最後の救いだったのに~っ。

今度こそ、ホントに殴りたい…


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