背番号1 ~白球にのせた恋心~


   次の日、学校に着くと


   ハルが女子に囲まれている。


   ハルは大勢でいるのがヤダとかいって

 
   あまり騒いでいるのを見かけない。


   不思議に思ってしばらく様子を見ていた。


   するとハルはこちらに気づいたようで声をかけてきた。


  [トモー!おはよー!]


  「どしたの?」


  《あなたが友坂さん?》


   声をかけてきたのは隣のクラスの女子たちだった。


 
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