背番号1 ~白球にのせた恋心~


  〔友坂さんいますかー?〕


   よし!助かった!


   そう思い声の方を向くと…


  《キャー!!!》


   私を囲んでいた女子たちの好きな、叶 章悟がたっていた。


  〔あ、いた。友坂さんちょい来て。〕


  「はい?」


   女子たちの視線を感じながら


   返事をし、駆け寄る。


  〔あのさ…〕


  
< 15 / 64 >

この作品をシェア

pagetop