背番号1 ~白球にのせた恋心~

  雲一つない青空。

 
  照りつける太陽。

 
  焦げ茶色の土。

 
  むせかえるような暑さの中

 
  私たちは試合に向けて練習をしていた。

 
 
  もともと人数が少ないため、部活ほど厳しくなく

 
  女子の私でも続けられた。


  ひとことで言うとユルいのだ。


 
  そんなある日の練習後、


  私は監督と話をしていた。



 


 



 
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