背番号1 ~白球にのせた恋心~

  『友坂さん?』


  「…えっ?あっ、はい!」


   ぼーっと見ていたら彼が私を呼んでいた。


   見つめてるのバレてたかな…


  『あの、次キャッチボールですよね?』


  「あっ!そーだった!ごめん、ありがと!」


   ボールをかごから一つ取り走っていく。


   
   そしてキャッチボールを終えて


   次は…ノックか。


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