背番号1 ~白球にのせた恋心~

  汗を拭きながら話を聞くと


  どうやら試合のできる人数がいないらしい。


  まずいことになった。


 [じゃあ、カオル。誰か引っ張ってこいよー。]


  また無責任な…


 「がんばりまーす。」

 
  適当に返事をし、グランドをあとにした。



 
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