背番号1 ~白球にのせた恋心~


  [一希と章悟はピッチングしとけー。]


  〔はぁ?〕


  [その他は順番に打てー。カオル順番決めろー]


  『監督!なんでオレがこいつとピッチングなんか…』


  [お前らバッテリーだろ?当たり前じゃねーか]


  〔んな!聞いてねーぞ!おい友坂!〕


  「はい?」


  〈なに?〉


   私とタカトは同時に返事をする。


  〔あー…そっか…んーと、カオル!〕


  「はい?」


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