背番号1 ~白球にのせた恋心~
次の日学校に行き、助っ人探しを始めた。
[トモおはよー!]
「おはよーハル!いきなりだけど野球できる人知らない?」
ハルは私のイツメンの一人だ。
人脈が広くいろんな人の情報を持っている。
[野球かー…んーとねー……あっ!あれは?
あのー、二組のさ…叶 章悟(カノウ ショウゴ)くん!]
「だれよ?カノウって…野球できるの?」
[えぇぇ!知らないの!叶くん超カッコいいんだよ!]
「なに?そんな有名なの?そのカノウくんって…」
[そりゃあカッコいいもん!]
「ふーん…」
別に容姿に興味はない。