丘を越えてその先へ
「ルイナ……ルイナ」
誰かが呼んでいる。
「師匠!」
「いいかいルイナ感情を持ってはいけない。」
「なぜ?」
「躊躇してしまうからだよ。」
「ちゅうちょ?それってなんですか?」
「人を殺せなくなってしまうんだよ。」
「ちゅうちょをすると人は殺せないのですか?」
「……。」
「何故私は人を殺さなくてはならないのですか?」
「仕方がないからだよ。」
「ねぇ、師匠?」
「……。」
「でも、師匠私は感情を捨てられません。」
「何故だい?」
「私は感情を殺せずちゅうちょしているからです。」
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