告白宣言♡
よく分からないまま、体育館につながる渡り廊下まで連れてこられていた。


もう体育館で遊んでる人たちがいるようで体育館の中で騒ぐ声が聞こえてくる。



そこでぴたりと足を止めた宮野は切れ長の目をすっと細めてあたしを見下ろした。



やっぱりいつもの宮野らしくない。



「あんなふざけたラインおくっちゃってごめん！」



全然口を開こうとしない宮野といる空気に耐えられなくて、あたしから話を切り出す。



「え？」


宮野はびっくりしたように目を見開く。



「ごめんね、すごく迷惑だったよね……」



「や、えっとーー」



「えと、宮野と仲良くなりたいなーと思ってあんなライン送っちゃったのよ！」



宮野に口を挟む暇を与えず、一息でいいきる。



とっさにでてきた言い訳はさすがに苦しすぎるけどもーー。



ちらっと宮野の顔を伺ってみる。
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