カラフルデイズ*





「ふぁあああ。あれ⁈あれ?」









場所は視聴覚室。…なんだけど










「もしかして…寝てた⁈⁈」







『うん。』








「あああ、どうしよう!」







時間を見ると5時半。
委員会終わったのは5時。
やっちまったーー










「先生帰っちゃったかなーーー」









『いや、部活動見てるだろ。』









「あー、じゃあ出しに行かなきゃー。」









あれ、ノートない。








『出しといたよ。ってかさっきから誰と話してるかわかってる??笑』









「え?…あ!永山!!!!」







『今頃気づいたの?話してたじゃん』







「だ、誰と話してるとか、え、ってかなんでここにいんの⁈筆箱とりにいって…職員室寄るって…あれれれ」








『うっそぴょーん!』








「はああああ⁈あれ全部嘘だったのー⁈」








『いえす』









「い、いえすじゃないよ!何してんの!可哀想だよさっきの子ー」









ちっ、嘘だったんかい!騙されたー笑
やれやれ…










『いや、お前忙しそうだっから手伝ってあげようかと思って…。』










「え、あ、そうゆうことか…」










『あ、筆箱とりにいったのは本当ね!んで帰ってきたらお前寝てんの!笑5分も経ってなかったぜ?それで仕方なく残りは俺が書いて先生に出しといたよ』









そーゆーことだったのか。
わざわざ手伝ってもらっちゃった










「えええええ、ごめん!ありがとね!ってか起こしてくれてもよかったじゃーん!」









『いや、すごい気持ち良さそうに寝てたから起こしたら殴りかかってきそうだったから。』









「そんな乱暴じゃなーーーーい!」








『うそうそ!とりあえず帰ろ?』









「はいはい!笑。あ、本当にありがとね?」






『ええよーー、じゃ、代わりに今日は倉内のアイスおごりなーーーー?』









「はー、やられた!いいよ!お詫びとお礼にね!」










『やったーーーー』








いつものアイス屋さんで今日はあたしのおごりでアイスを食べながら帰った。


今日はちょっといじわるだけど優しい永山を見た気がする



まぁ相変わらずお調子者だけど!!!!







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