トモヒーとアイツの何日間(続編)
「何!?」
「いいから!」
放心状態のまま、ハッシュに手をひかれ一軒家の中に入った。
まず、さっきの乱闘でなくした靴を探さないといけないのだが・・。
ハッシュは土足でズカズカと家に入った。
街灯の光が射し込む薄暗い部屋に、家具は何もなく。
湿ったカビ臭さがあった。
たまにフローリングが違うのは、その部分だけリフォームしたからなのだろうか・・。
そのまま、やけに傾斜のある階段を登って2階へ。
なぜか所々、右と左の手摺と手摺にロープが結んであり隅が濡れている。
この水、もしや聖水だろうか・・。
「ロープをほどくなよ?」
「うん。」
ハッシュはニヤニヤしながら進んで行った。
何が楽しくて笑っているのだろうか・・。
数々の疑問を残しつつ。
ハッシュが2階の突き当たりのドアに手をかけた。
「いくぞ?」
「・・・。」
先ほどの戦いで言葉もないのだが相槌をうった。
少し警戒しつつ、ズボンにさしておいたナイフに手をかける。
「いいから!」
放心状態のまま、ハッシュに手をひかれ一軒家の中に入った。
まず、さっきの乱闘でなくした靴を探さないといけないのだが・・。
ハッシュは土足でズカズカと家に入った。
街灯の光が射し込む薄暗い部屋に、家具は何もなく。
湿ったカビ臭さがあった。
たまにフローリングが違うのは、その部分だけリフォームしたからなのだろうか・・。
そのまま、やけに傾斜のある階段を登って2階へ。
なぜか所々、右と左の手摺と手摺にロープが結んであり隅が濡れている。
この水、もしや聖水だろうか・・。
「ロープをほどくなよ?」
「うん。」
ハッシュはニヤニヤしながら進んで行った。
何が楽しくて笑っているのだろうか・・。
数々の疑問を残しつつ。
ハッシュが2階の突き当たりのドアに手をかけた。
「いくぞ?」
「・・・。」
先ほどの戦いで言葉もないのだが相槌をうった。
少し警戒しつつ、ズボンにさしておいたナイフに手をかける。