トモヒーとアイツの何日間(続編)
平日の昼のショッピングモールを散歩した。
誰もいない6階、生活用品コーナー。
エプロンをしたショッピングモールのオバサンが、『お客様会員様セール』の赤いポスターをせっせと貼っていた。
「やっぱり私、高いところ駄目ね!駄目!」
そんな事を言いながら、30代くらいの若い男の店員にポスターを渡す。
「やっぱり頼りになるわね!男の人って!」
オバサンに言われ、男の店員が恥ずかしそうに笑いながらレジの上にポスターを吊るす。
俺は、低反発枕を見ていると見せかけてそれを見ていた。
橋本エリアマネージャーも、こんな風にきっと優しい人だったのかもしれない。
そして夜な夜な妄霊としてヤビツ峠に出ていたのだ。
エリアマネージャーとしてのプレッシャーや、ストレスなどを撒き散らしながら・・。
体から分離しても会社に拘束され続けたんだ。
それからモール内の書店に立ち寄り、しばらく考えた。
この一週間ずっと橋本エリアマネージャーの事を考えているのだが・・。
そしてハッシュに聞いてみる事にしたんだ・・。
誰もいない6階、生活用品コーナー。
エプロンをしたショッピングモールのオバサンが、『お客様会員様セール』の赤いポスターをせっせと貼っていた。
「やっぱり私、高いところ駄目ね!駄目!」
そんな事を言いながら、30代くらいの若い男の店員にポスターを渡す。
「やっぱり頼りになるわね!男の人って!」
オバサンに言われ、男の店員が恥ずかしそうに笑いながらレジの上にポスターを吊るす。
俺は、低反発枕を見ていると見せかけてそれを見ていた。
橋本エリアマネージャーも、こんな風にきっと優しい人だったのかもしれない。
そして夜な夜な妄霊としてヤビツ峠に出ていたのだ。
エリアマネージャーとしてのプレッシャーや、ストレスなどを撒き散らしながら・・。
体から分離しても会社に拘束され続けたんだ。
それからモール内の書店に立ち寄り、しばらく考えた。
この一週間ずっと橋本エリアマネージャーの事を考えているのだが・・。
そしてハッシュに聞いてみる事にしたんだ・・。