天使の声

芙嘉

今日は日直の当番。

「はぁ~めんどくさいなぁ~。瑠那ぁ~。変わってぇ~」

「嫌よ。私は悠と今日は帰るのよ。頑張ってぇ~。」

瑠那は悠と付き合い始めてはらずっと一緒に帰ってる。

まぁ同じ陸上部のメンバーだし、話題は絶えないんだろう。

「芙嘉、そう言えばまた誰かに告られたでしょ?」

「たしか・・・B組の鈴木くんに・・・付き合ってって言われた。」

「で?返事は??」

「どこに付き合えばいいんですかーって聞いたの。そしたら逃げてちゃったの。あ~また同じパターンだって思った。」

「もうあんたはどれだけ鈍感なの・・・。」

「鈍感じゃないよ??流が好きってことは分かるもの!!自分で。」
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