天使の声

芙嘉

「芙嘉!!はやくこい!!」

そういつも朝、声をかけてくれるのは幼馴染の流。

「んもう!!わかったわかった!!」

流は朝いっつも迎えに来てくれちゃぁ私の部屋に入るなり

「相変わらずひっちゃかめっちゃかな部屋だな。」

と私を起こす。

「もう!!うるさいなぁ~。いいでしょ!?」

「俺の方が絶対部屋奇麗だな。うん。」

そんなことを言いながら私を焦らせる。

「もう!!なんでいっつも迎えにきてくれちゃうわけ??」

「そりゃぁ芙嘉が朝弱いからだろ。だから迎えに来てるんだ。感謝しろ。」

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