天使の声
私はすぐさま階段を駆け降りる。

お母さんが起きていた。

「あら。今日流くん、いないのね?」

「熱だって!!お見舞い行っていい??」

「流くんっち叔母さんいるでしょ?」

「旅行行っちゃったの!!」

「あらま。じゃあ芙嘉行ってあげなさい。」

「うん!!」

私は急いで支度をし、家を出ようとした。

「芙嘉!!これ持ってってあげなさい!」

お母さんが私に渡したのは流の大好物のいちごだった。

「わかったよ!!」

私はイチゴを持って流の家へ行った。
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