王宮の白ウサギ

「君っ!?大丈夫!?
びしょびしょじゃん!」


誰かが私に話しかけている....
嗚呼、いつぶりかな?人に声をかけられたのは....

薄く目を開けると目の前には、本当に心配そうな表情の青年がいる....

金色の透き通った髪

深く青い青い目

ぼやけた視界でも青年は整った顔をしていることがわかった....

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