KISS


―――

「ん…」


気がつくとあたしはレンのベットの中に居た。
隣でスースー眠っているレン。


…あたし、気づけば寝てたんだ。


脚、痛いのにあたしのことベットに運んでくれたの?―――


「ごめんね。」


レンにそっとつぶやく。
何も言わないで寝ているレン。


外はもう夕日がもう少しで沈みそう。


頭が…ガンガンする…

泣きすぎたのかな…―――




恋をするって辛いんだね。


「…初恋…かな…。」


誰かを好きになるのって、辛いんだね。
< 111 / 228 >

この作品をシェア

pagetop