ダイスキなアイツ──後輩へ──
レイと俺
俺が 森麗仁───レイと付き合ったのは1年の5月だった。
俺は、レイとクラス委員をやっていた。
レイも俺も、まじめで信頼されていたからだと思う。( 自分で言うが。)
────────────────
────1年前────
「 森、北里。これ提出だった!ごめんなー今頃気付いて…。
悪いけど、これ顧問の先生に渡しといて。あ、今日までだよ。」
担任の伊夏先生が笑いながら俺に三枚のレポート用紙を手渡した。
「え、ええええええ!? 」
俺は驚愕した。
今日、家でリュウとゲームする予定だったのに。
くそー伊夏め、覚えておけよ…
「 わかりました。出しておきますね! 」
隣から湧いて出るのは…森麗仁
同じクラス委員だ。
なんでそんな気前よく引き受けるんだよ、森め…。
文句くらい言わせてくれよ〜
俺からレポート用紙を奪い取ると先生に笑顔で応える。
「 レポート用紙ありがとうございます!じゃあね、センセ!」
「 また明日なー頑張れよー!!」
俺は呆れながらも、笑顔で伊夏に手を振る森をただぼんやりと見つめていた。
あーファンタ飲みてー
俺は、レイとクラス委員をやっていた。
レイも俺も、まじめで信頼されていたからだと思う。( 自分で言うが。)
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「 森、北里。これ提出だった!ごめんなー今頃気付いて…。
悪いけど、これ顧問の先生に渡しといて。あ、今日までだよ。」
担任の伊夏先生が笑いながら俺に三枚のレポート用紙を手渡した。
「え、ええええええ!? 」
俺は驚愕した。
今日、家でリュウとゲームする予定だったのに。
くそー伊夏め、覚えておけよ…
「 わかりました。出しておきますね! 」
隣から湧いて出るのは…森麗仁
同じクラス委員だ。
なんでそんな気前よく引き受けるんだよ、森め…。
文句くらい言わせてくれよ〜
俺からレポート用紙を奪い取ると先生に笑顔で応える。
「 レポート用紙ありがとうございます!じゃあね、センセ!」
「 また明日なー頑張れよー!!」
俺は呆れながらも、笑顔で伊夏に手を振る森をただぼんやりと見つめていた。
あーファンタ飲みてー