ダイスキなアイツ──後輩へ──
思い返してみたら、そうかもしれない。
俺と森とリュウはいわゆるおさななじみで、保育所のときから、ずっと3人で行動していた。
帰る時も、手をつないで、仲良く。
あの頃は、俺も森のことを「 麗仁ちゃん 」って呼んでいたな。
懐かしい。
森は俺のことを「 チカちゃん 」って呼んで、
リュウのことは「リュウちゃん 」って呼んでいた。
けど、小学3年生の時クラスの奴らに「 チカちゃん、リュウちゃんって、女っぽい 」と馬鹿にされてからか
森は俺を千翔人。リュウを竜太郎と呼んだ。
呼び名が変わり、距離を感じた俺は
森への呼び方を変えた。
「 麗仁ちゃん 」からクラスの男子と同じように「森 」と呼んだ。
あだ名が変わり、小4のクラス替えで別々のクラスになったとき、
俺たちは一緒に帰るのを止め、それから今に至る。
俺と森とリュウはいわゆるおさななじみで、保育所のときから、ずっと3人で行動していた。
帰る時も、手をつないで、仲良く。
あの頃は、俺も森のことを「 麗仁ちゃん 」って呼んでいたな。
懐かしい。
森は俺のことを「 チカちゃん 」って呼んで、
リュウのことは「リュウちゃん 」って呼んでいた。
けど、小学3年生の時クラスの奴らに「 チカちゃん、リュウちゃんって、女っぽい 」と馬鹿にされてからか
森は俺を千翔人。リュウを竜太郎と呼んだ。
呼び名が変わり、距離を感じた俺は
森への呼び方を変えた。
「 麗仁ちゃん 」からクラスの男子と同じように「森 」と呼んだ。
あだ名が変わり、小4のクラス替えで別々のクラスになったとき、
俺たちは一緒に帰るのを止め、それから今に至る。