好きになっちゃった。


「先生!?」

「ん?あ、藤川さん?だっけ?」

先生は少し考えながら言った。


先生は学校の時とは少し雰囲気が違う。

眼鏡をかけていて
ジャージを着ている。

でも、なんか髪型はシンプルではなく
毛先がくるくるしている。

「は、はい!
あ、あの!電車のときといい
ホームルームのときといい
朝は失礼しました!」

「あぁー、いいよいいよ!」

「今後ともよろしくお願いいたします!」

先生は「はいよ。」と答えて
くすっと笑った。


敬語堅苦しすぎたかな???
髪の毛はパーマかな?

「あ!」

「はいぃ!!」

声が裏返っちゃった、、

「髪の毛明るすぎ。
スカートも短すぎ。
そんなんじゃパンツ見えるぞ?」

カァ///

私は急いで残りの階段を上がって
4階に到着した。

恥ずかしい、、、

部屋の目の前で隣の部屋の表札を
見てみると「新垣」と書いてあった。


えぇ?ほんとに隣なの!?

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