嘘だけの2年間



当時はまだ、私は18歳。
受付で名前と年齢を書くところがあって、思わず20歳と記入。

飲み物はゆうくんは生ビールだったけど、私はウーロン茶。


全くやった事がない私はダーツの持ち方、構え方から教えてもらい、とうとうゲームに突入。


ただ、全く的に刺さらないし投げれないし、もうズタボロ。

『あやか、ほんまに下手くそやなあ〜』

と言いながらゆうくんが私の隣に。
右利きの私は当然右手で構えるので、その手の角度とか手首の位置とかを後ろから、教えてくれる。


中学から女子校だった私は、男の人とこんな近くにいるのが初めてで、もう凄くドキドキ。



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