抹殺ゲーム。
中学生になって、気になる人ができた。
同じクラスの坂牧実陽くんだ。
でも、実陽くんのことがみこも気になっていた。
その日は席替えをしたばかりだった。
運良く、実陽くんの隣になった。
みこの方へ視線を向けると、こちらを睨んでいた。
ざまあみろ。
そう思っていた。
でもすぐに、悲劇はおこった。
授業がもうすぐ終わろうとしていたころ、私は消しゴムを落としてしまった。
すると、すっと手が伸びてきた。
見ると、実陽くんだった。
「みはるくん...ありがとう。」
「ううん。」
実陽くんが微笑んだ。
だから、私も少しだけ、微笑み返した。
休み時間になった。
すると、みこが鬼のような形相で、こちらにむかってきた。
「ちょっとぉ、みきー?」
「なに?」
「実陽くんと、イチャイチャしてたでしょぉ~!」
「えっ?してないよ。」
「後でお話あるから、体育館の裏に来てねっ!」
「...わかった。」
なんでみこが私を呼び出したのか。
それはわかっている。
私はみこに、いじめられている。
みこの気に入らないことをすると、必ず呼び出される。
これで7回目だ。
昼休みになった。
給食の前に、みこにもう一度言われてしまったから、もう行くしかない。
私は約束どおり、体育館の裏に行った。
すると、みこを含め5人の女子がいた。
「アンタ、ふざけるのもいいかげんにしたら?」
みこが言った。
「アンタなんかが実陽くんに近づけるわけないでしょ?」
「自分の価値ぐらい、把握したら?」
そして、卵らしきものを投げつけてきた。
私はそれを、ただ静かにうけるしかない。
みこが邪魔だ。
みこだけは許せない。
みこを消したい。
みこを殺したい。
みこを...みこを地獄に突き落としてやるんだ!
ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
絶対に、殺す。
同じクラスの坂牧実陽くんだ。
でも、実陽くんのことがみこも気になっていた。
その日は席替えをしたばかりだった。
運良く、実陽くんの隣になった。
みこの方へ視線を向けると、こちらを睨んでいた。
ざまあみろ。
そう思っていた。
でもすぐに、悲劇はおこった。
授業がもうすぐ終わろうとしていたころ、私は消しゴムを落としてしまった。
すると、すっと手が伸びてきた。
見ると、実陽くんだった。
「みはるくん...ありがとう。」
「ううん。」
実陽くんが微笑んだ。
だから、私も少しだけ、微笑み返した。
休み時間になった。
すると、みこが鬼のような形相で、こちらにむかってきた。
「ちょっとぉ、みきー?」
「なに?」
「実陽くんと、イチャイチャしてたでしょぉ~!」
「えっ?してないよ。」
「後でお話あるから、体育館の裏に来てねっ!」
「...わかった。」
なんでみこが私を呼び出したのか。
それはわかっている。
私はみこに、いじめられている。
みこの気に入らないことをすると、必ず呼び出される。
これで7回目だ。
昼休みになった。
給食の前に、みこにもう一度言われてしまったから、もう行くしかない。
私は約束どおり、体育館の裏に行った。
すると、みこを含め5人の女子がいた。
「アンタ、ふざけるのもいいかげんにしたら?」
みこが言った。
「アンタなんかが実陽くんに近づけるわけないでしょ?」
「自分の価値ぐらい、把握したら?」
そして、卵らしきものを投げつけてきた。
私はそれを、ただ静かにうけるしかない。
みこが邪魔だ。
みこだけは許せない。
みこを消したい。
みこを殺したい。
みこを...みこを地獄に突き落としてやるんだ!
ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
絶対に、殺す。