キミだけの、その声で。 ~君とあたしの恋の唄~





近くから聞こえてくる、スッと胸に落ちてくる歌詞と優しいメロディー、その歌詞に合った優しい声。





……だれ?




その声の主がどうしても知りたくて、あたしの足は自然と家とは反対方向の、

声の主のほうへと向かっていた。





普段は歌なんて、全く興味がない。



でも、なんでだろう。

自分でも何でかわからないけど、あたしはどうしてもその歌の続きが聴きたくて、

その声の主がどうしても知りたくなった。




< 7 / 16 >

この作品をシェア

pagetop