1cm先のアンドロメダ


1ヶ月後

私はキャンパスライフをエンジョイしている

というわけではなかった


勉強に追われ、テストに追われ


1番楽しみなのはサークルっていう

そうです、天文学同好会


ただ、同好会なので
あまりお金を出してくれないっていう寂しさ


……


「うわっ!!」

いけない、考え込んでた。


歩いてる途中に誰かとぶつかったのだ。


「ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

「あ、あぁ、大丈夫。こっちこそごめんね」


………………。


「こ、功先輩……?」


間違いない

確かにそうだ。


高校の時の部活の先輩

………功先輩。


「え、俺のこと知ってるの?」


………え


「私の事、覚えてませんか!?天文学部の先輩の1個下の架子です!」


……………


沈黙が続く


「ごめん、覚えてないわ」


先輩はそのまま立ち去ってしまった。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop