スト女の恋~重くて想い恋~
「おはよー!みき~きいてきいてっ!」
「いや、聞かなくてもわかるわ。」

「へ?」

「あんたかっこいい男子見て鼻血出したんでしょ?(笑)」

「はー!?」
ちょっと変な噂になってるし!
それじゃわたしただの変態オヤジじゃん!
「ちがうよ!わたし運命の人に出会ったの!変態なんかじゃないよ!」

「へ~そーなんだ~。」
「もう!ちゃんときいてよ!」
「きいてるきいてるきいてるよ~(笑)」
ばかにしてるな~
「てかなに?好きな人できたの?」
「いや!ちがうよ?運命の人なの!」
なにゆってるのかな~この子~って顔に出てるよみき。

「あのね!昨日ねバスケの試合見たじゃんわたし?そのとき心臓ばくばくなって、その子から目離せなくなって、しかも今まで出したことない鼻血まで出てきたのっ!」

「へ、へ~?」

「それでねっ!試合終わったあとにその男の子ゆうって言うんだけど、ゆうくんがいて顔見たらもんのすごっくかっこよくてまた鼻血出てきたんだ!こんなに一日に何回も鼻血が出るってことはわたしの中の何かが感じてるんだよ!この人が運命の人だって!!!!!!!!!!!!」

「お、お~、、」

「、、、そしてね?ゆうくんたちが学校出たあとにペットボトル落ちてて、、、ぽい捨てはだめだな~って思って、、、拾っちゃった♪」えへ

「拾った!?うそでしょあんた、、、普通に変態行為だよそれ。」

「いやでも洗って机に置いて眺めてるだけだよ!?」
バコーーーン!
「十分に変態や!!!!!!!」

はぃ、思いっきり頭叩かれました。
脳みそ貫通するかと思うくらいの腕力だね、みきちゃん。


わたしって変態なのかな?いやちがうよね?
こんなのだって今回だけだもん、もう会えないかもしれないし記念にってことでいーよね!?


これからゆうくん探しするってのは秘密だけど、、♪


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