ツカマル

あとがき

衝動的に書き上げたかなりブラックなお話です。



瀬亜♪の作品の中で、こんなにブラックな作品は他にありません。



歪んだ愛情。

・・・いや、ある種純愛なのだとも思います。



一途に純粋にある人だけを思い続けるのが純愛ならば、おそらくこれも純愛でしょう。



ですが、これを純愛だというのには抵抗がありますし、なんだか見も蓋も無いような気がします。


ダメでしょうね。きっと。

こんなのが純愛じゃ、やはりダメです。






考えると、瀬亜♪は衝動的に『こんな恋ダメでしょぉ!』っていうような作品を書きたかったのかもしれません。




見も蓋も無いような、どうしようもなくダメだと言い張りたくなる、そんな恋。


ですが、長編では書けないと思います。

短編だからこそです。






――最後に。

主人公に幸あれ、と言いたいです。




読んでくださり、ありがとうございました。







2014年9月24日 瀬亜♪

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