だってloveって苦手だもん…。



頭をガシッとと大きな手で掴まれたまま撫でられた。


「強がるなよ…。

俺…あんたのそーいうとこすっげー気になる!」


その瞬間………。


たまっていた涙がまたあの日の続きのように流れ出す。


「だって…だって私…loveって苦手だもん!!!」


「泣き虫だよなー!!

俺が特別講師してあげてもいいけど…??」


えっ…と振り向いた時には残された教室には私と彼と甘いキスの余韻がひろがる。


ニッ…とあの日レンズ越しにみた笑顔が間近にある。


「私だって英語と笑顔の特別講師してあげてもいいけど…!!」


負けずと言い返したら…先に「生意気だ!!」と頭を小突かれた。


誕生日からの贈り物…。
けっして望んだ結末じゃなかったけどしばらくまだ騒がしいあの日の続きの課外授業は続きそうです…。





【‥THE END‥】
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