だってloveって苦手だもん…。


なんだかんだおすましポーズを決めつつ撮影をこなしていく子役スターを撮り終え二人を笑顔で送り出し子役から子供らしい笑顔を浮かべ別れをつげた


帰り支度をすませる私に彼の着信の履歴を見つけドキッ…と胸がはねた。


ひとまず携帯を握りしめ出入り口の誰も見えないとこで慌てて彼の番号へとかけ直すけど留守電にもならない…。



おかしいなあ……。留守電にしてない時今までなかったのに忘れてるのかなあ…。
なんだかいたたまれない気持ちのまま私はスケジュール帳を見つめた。


次の撮影は夜10時から…今は―――。
時計の針を目でおうと今は…ちょうど6時を回ったとこだった。


ネガを編集社において次の現場に向かうまでには時間ある…。




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