だってloveって苦手だもん…。
駐車場に彼の高級車を発見し複雑な気のまま部屋へと走る。
自宅のマンションの扉に近づき鍵をさしこみ錠をといた。
いつもと変わらない朝出掛けたばかりの光景がそこにはひろがっていたが…見覚えのないピンヒールがきちんと揃えて玄関の角に置かれていた。
…………ゴクリと喉を鳴らす。
いわれのない不安とそんなわけないよね…!っていう少しの期待と願いが交錯し私は一歩真実を確かめるため足を踏み入れた。