むかしむかしの恋心


ある日



サラがいつものように森へ出かけると、見知らぬ男の子がいました。



大きな木の下で泣いている小さな男の子




サラは声をかけました。





「ねぇ、そこのあなた」


いきなりだったのでびっくりしたのか、大きく目を見開いた男の子は黒い瞳に黒い髪…


それはとても珍しい色でした。



< 3 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop