甘々ボイスのお隣さん!【完】
目の前にいるヤツ。蓮side
「はぁ…」
家に帰って来てから、部屋に寝転ぶ。
俺が今日笑った?
人と普通に話した?
しかも“素”の俺で。
隣の黒髪女が遠足に行った時に、あいつの友達には、つくり笑顔見せたっけ。
そんな事、どうだっていい。
黒髪女が遠足に行く日に、俺があの場所にいたのは偶然じゃない。
遠足の数日前に、ばぁちゃんが勝手に黒髪女の母親と相談して、黒髪女通う高校に電話したらしい。
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