甘々ボイスのお隣さん!【完】

目の前にいるヤツ。蓮side



「はぁ…」




家に帰って来てから、部屋に寝転ぶ。




俺が今日笑った?


人と普通に話した?


しかも“素”の俺で。




隣の黒髪女が遠足に行った時に、あいつの友達には、つくり笑顔見せたっけ。




そんな事、どうだっていい。




黒髪女が遠足に行く日に、俺があの場所にいたのは偶然じゃない。


遠足の数日前に、ばぁちゃんが勝手に黒髪女の母親と相談して、黒髪女通う高校に電話したらしい。




< 116 / 437 >

この作品をシェア

pagetop