甘々ボイスのお隣さん!【完】



「なぁ、ばぁちゃん」




「ん?」





「お隣さんって、悪くねぇな」




ばぁちゃんはビックリしていた。



そりゃそうだよな。




俺が周りの人間を良いっていうこと、しばらくなかったからな。





「蓮も…成長したねぇ…」




「あぁ…多分な」




俺は自分の部屋へと戻って、遠足を見に行った時の事を思い出していた。



俺はあの時から…



何かが変わったんだ。

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