甘々ボイスのお隣さん!【完】
その感覚の正体もわからないまま、1ヶ月。
この1ヶ月間…
いや、結構前からだけど。
隣の家から夕方になれば、俺を呼ぶ声がする。
毎回、反応しようか迷うんだ。
でも…
やっぱり反応できない。
落ち着かずに、いつも通りにアコギを弾く。
やっぱり俺には1番の癒しだ。
その時。
「れーん…!」
今日も呼ばれた。
このタイミングでギターをしまい、階段を降りる。
そして夕飯の支度の手伝い開始。
チャイムみてぇな感じ?