甘々ボイスのお隣さん！【完】

「「バスケ！？」」




あたしと美希の声が揃った。




だってあたし…



「高橋さん！あたしバスケなんてやったことないよ！？」




「あたしも！夏帆と同じく！」




バスケは本当に経験したことがない。


もちろん、美希も。




なのに何であたし達が！？




「あの…高橋さん？なんであたしと美希にバスケを…？」





「実はね、みんなバスケをやりたがらなくて…。球技は苦手って人と、団体競技はムリって言ってて…。それに、バスケ部は参加出来ないことになってるじゃない？だからバスケの人数足りなくて…」