甘々ボイスのお隣さん!【完】
なんか色々話してるけど、会話は俺の頭の中に入ってこない。
とりあえずガードをしっかりしろって言ったけど、俺だってプロじゃねぇから確実なことは言えない。
「…わかった!じゃぁ蓮、見ててよ」
「はぁ?」
俺に見てろって?
「少しでいいから見てて…?蓮に教えてもらったこと、実践してみせるから」
必死で頼み込んできた黒髪女。
はぁ…
俺こーゆーの苦手なんだけど。
でもまぁ、見てみたい気持ちが無いと言えば嘘になる。
俺はわかったといい、翔って奴によく見える場所に案内してもらった。