甘々ボイスのお隣さん!【完】



「…」


「…」



結局、体育館に直接入れる入り口に立って、試合観戦。




俺と翔って奴は無言のまま。




「…お前に聞きたいことがある」



最初に口を開いたのは翔だった。




「お前って名前じゃねぇんだけど?」




コイツ、なんかムカつく。




「俺は翔。おまえは?」



少し呆れた顔で、言ってきた。


「…蓮」




「じゃぁ蓮に聞きたいことがある」


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