甘々ボイスのお隣さん!【完】
俺は時計を見た後、職員室に向かった。
「おい待てよ」
俺の腕を掴んできた翔。
「なんだよ」
「蓮、俺のこと嫌いだろ?」
ニコッと笑った翔。
「別に…」
「この学校の見学に来たってことは、この高校に入るんだろ?」
「…まだわかんねぇよ」
「ふぅーん。まぁいいや。じゃぁな」
そう言ってどこかへ行った。
なんなんだよ…
俺は職員室で簡単なテストを受けたあと、家に帰った。
入れる点数なら、入ってもいい。
辞退することもできる。
俺は疲れて、気づけば部屋で眠っていた。