甘々ボイスのお隣さん!【完】
「なぁ…」
「ん?なに?」
「オムライスくらい、自分で作れるんだけど」
蓮を見ると、わざわざ何をしに来たんだ?て顔してる。
こういう時じゃなきゃ、蓮にも会えないし話せないんだもん!!
「いいから!あたしが作るって言ったんだから、つくるの!」
あたしだって料理が全く出来ないわけじゃない。
蓮よりも料理を上手につくれるようになりたいし!
「ふぅ〜ん。まぁがんばれ。作ったら部屋に持ってこいよ?自分の分も作ってな」
そう言って蓮は階段を上がって、自分の部屋へと行ってしまった。