甘々ボイスのお隣さん!【完】



「な…に…?」





蓮から目が離せない。





「…やっぱ緊張してんだろ?」




「あ…えっと…」




ダメだ…


心臓がうるさい。




「男と飯食うだけで緊張するなんて…彼氏いたことねぇだろ?」




なっ!




「わ…悪かったわね!どうせ彼氏なんていたことありませんよ!あ、渡辺ばぁちゃんのお茶碗洗わなきゃ!じゃぁね!」




あたしは急いで蓮とあたしの皿をお盆にいれて、階段を下りた。



蓮の…バカ!

< 226 / 437 >

この作品をシェア

pagetop