甘々ボイスのお隣さん!【完】




その時




「あ…」




「うわっ!」




蓮が急に立ち止まった。



おかげで蓮の背中に思いっきりぶつかった。





「いきなり立ち止まらないでよ!」





蓮の隣にたって、文句を言った。





「夏帆…」





「翔…」





このタイミングで会うなんて…





いや、別に悪いことは何もないんだよ?



ただこの1週間、あたしと翔と蓮で話す機会がなかったから、なんとなく気まずい。


< 357 / 437 >

この作品をシェア

pagetop