甘々ボイスのお隣さん!【完】



そしてバンドメンバーとわかれて、俺と隆太は一緒に教室へ向かった。



俺はその時、さっきの考えを隆太に話した。





「いいじゃん。俺は美希と行動する約束してるし…!っていうか蓮は素直に『文化祭一緒に行動しよう?』とか言わねぇの?」





!!




「…そんな事、ぜってー無理」




考えてみれば、俺はいつも黒髪女に冷たくしてきた。



何も知らないクラスの奴らには笑顔で接した。



でも黒髪女にだけは素を見せれる。



< 386 / 437 >

この作品をシェア

pagetop