甘々ボイスのお隣さん!【完】
そしてバンドメンバーとわかれて、俺と隆太は一緒に教室へ向かった。
俺はその時、さっきの考えを隆太に話した。
「いいじゃん。俺は美希と行動する約束してるし…!っていうか蓮は素直に『文化祭一緒に行動しよう?』とか言わねぇの?」
!!
「…そんな事、ぜってー無理」
考えてみれば、俺はいつも黒髪女に冷たくしてきた。
何も知らないクラスの奴らには笑顔で接した。
でも黒髪女にだけは素を見せれる。