甘々ボイスのお隣さん!【完】



そして司会者がまた出てきた。




さっきよりみんなのテンションが上がっている。



あたしと美希の後ろには、ギャル系の先輩がいた。



「ねーね、次の2年ってあのイケメンでしょー?しかも甘々ボイスのボーカル!!」



「みんなカッコいいよねぇー!声聞くとテンションあがるよね!」





先輩達がそんなに言うってことは…



よっぽどカッコいいのかな?




「ねぇ夏帆ってば!」



「なに…?」




「夏帆は、蓮くんが好きなんだよね?」




ニコッとしてる美希。




「え?あ…そうだよ?なに…?」



とっくに知ってるはずだけど…



どうして今更聞くんだろ?


< 399 / 437 >

この作品をシェア

pagetop