甘々ボイスのお隣さん!【完】

「夏帆…」





えっ!




蓮はステージから飛び降りて、あたしをギュッと抱きしめた。




「「「「キャー!!」」」」


そんな周りの声は耳に残らない。




「…もう俺の女だからな」




蓮の甘々ボイスだけが、耳に残った。






「蓮…大好き!」




「「「「ヒューッ!!」」」」






そして拍手喝采と祝福で、文化祭は幕を閉じた。

< 412 / 437 >

この作品をシェア

pagetop