甘々ボイスのお隣さん!【完】
もぉ…なんなの〜!
っていうか、あたしの席は…
「えええええ!?」
慌てて自分の口を手で覆った。
バスの方を見るけど、みんなには聴こえてないみたい。
よかったぁ…
「吉井!確認したら早く乗れ!」
「は…はい…」
あたしは自分の席を確認してバスに乗った。
バスのドアから1番後ろの一つ前の席へ向かう。
1番後ろの席は荷物があって、その一個前の右側の2人用の席は、道具が置いてある。