甘々ボイスのお隣さん!【完】
「そうだよね!あはは…はぁ…」
「…なんだよ?ため息つくと幸せ逃げるぞ!?」
ケラケラ笑いながら、窓を見てる翔。
「翔は幸せそうで羨ましいよ〜」
ちょっと嫌味風に言ってみた。
「はぁ?どこが幸せだって?」
いやいや!
だって…
「だって…秋月さんと…」
「秋月?どうしたんだよ?」
キョトンとした顔の翔。
まさか…とぼける気!?
そう考えるとイライラしてきた…
「おい夏帆!秋月がなんだって?」
そうやってわざとらしく聞いてくるの?
なんか…すごいムカついてきた…