フウセンカズラ
足取りが重い。
今日はわざと遅くに行く。
朝練が始まった頃に。
いつもの廊下にでる、
‥…なんで?‥…
そこには章くんがいた。
「よかった。
返信こないから心配したよ」
「ごめん。電源切ってた」
なに?女の子とカラオケ行った!って
自慢したいの?
「そっか‥」
なんでそんなに残念そうなの?
そんなに楽しかったの?
「カラオケ…楽しかった?」
「え?…あぁー」
あの笑顔で章くんは笑った。
「ねえ、ライン開いてみて?」
戸惑ったけど
恐る恐る電源をつける。
つくまでの時間が怖い。
今日はわざと遅くに行く。
朝練が始まった頃に。
いつもの廊下にでる、
‥…なんで?‥…
そこには章くんがいた。
「よかった。
返信こないから心配したよ」
「ごめん。電源切ってた」
なに?女の子とカラオケ行った!って
自慢したいの?
「そっか‥」
なんでそんなに残念そうなの?
そんなに楽しかったの?
「カラオケ…楽しかった?」
「え?…あぁー」
あの笑顔で章くんは笑った。
「ねえ、ライン開いてみて?」
戸惑ったけど
恐る恐る電源をつける。
つくまでの時間が怖い。